at the dawn

阿部顕嵐くん/天使でスターで王子様bot

振り向けば今より好きな僕たちはいない

10代最後の夏に成し遂げたことは、壁をぶち破ったこと。 

 

これまでの活躍は、絶対に否定しない、しないけど。けど、たとえば、ユニットに選ばれても、なかなかその中で上に行くことがむずかしかった。どれだけ歓声が大きくても、人気があっても、カメラに映るのは誰かの誰かの次とか、ソロパートとか会見とか雑誌選抜とか、なかなか手にできなかったり、とか。

どんなユニットにも上手く染まって、ユニットを輝かせられる顕嵐くんだからこそ、起爆剤やスパイスでだけでいてほしくない、とおもってた。私の大好きなひとには、世界中に認められるいちばんでいてほしかった。

 

だから、今回のサマステで顕嵐くんが壁を破ったように見えたことが、私にとってはすごく大きなこと、だった。

 

1曲目のアメディス、安井さんの次のソロ、HWGの橋本パートも、サマハニのCメロも、TWLの「すきにやっちゃって」も、ISN、一人で出てきて悠々とステージを見渡すのも。顕嵐くんだから歌えるパートが、こんなにこんなに増えたなんて。 

それが、顕嵐くんが10代最後の夏に成し遂げた、天井を突き破ったこと、だと思った。

7年ジャニーズJr.をやっていればいろんなことがあって、もうあまり大きな変化を今の環境で手にすることはないのかな、っておもっていたから。まだ上れる、空は広くて高くて澄んでいて、いくらでもつかめる、って、顕嵐くんが教えてくれた気がした。

 

 

決断したのは大人であっても、顕嵐くんが覚悟を決めて歩き出したことが、たくさんの人の歯車を回したこと、きっと何度もあった、10代。孤高のひと、と形容される顕嵐くんは、この先もそんな宿命を背負い続けるのかもしれない。

そうやって、誰に何を言われても、されても、どこに置かれても、受け入れてゆるしてきた顕嵐くんだから。ずっとゆるすひと、だった顕嵐くんに、ゆるされる未来、があってほしい。その瞬間を見届けたいから、ずっと顕嵐くんのファンでいたい、とおもう。

 

ここまで書いたことなんてすべてがすべておたくのエゴでしかなくて、承認欲求とか自己顕示欲とかいろんなもの全部顕嵐くんに乗せてるんだなってふとおもって、自己嫌悪にまみれて全部投げ出してしまいたくなったりもした、けど。

顕嵐くんはずっと「そんなことないよ、ほらね」って、未来を見せ続けてくれたから。夢みたいなこと、顕嵐くんが全部叶えてくれるから、私は奇跡を信じられるんだよ。未来はいつだって明るいよ、前に進むのは怖くないでしょ?ってずっと教えてくれたのは、あなたなんだよ。

 

10代最後に見たダンスは、LTLY。その指先に、腕に、表情に、揺れる髪に、足さばきに、背中に、これまでのすべてを見た、気がした。

10代最後に見た顕嵐くんは、ずっとLOVEでファンサをする顕嵐くん。ふわふわと笑ってうちわをみつけて手を振って、やわらかな投げキッスをして、その瞬間がいちばんキラキラした表情をしてるなんて、私たちはなんて幸せなんだろうね?

 

5年間、こんなに好きでいいの?裏切られたこと1回もないんだけどいいの?っていう10代を見させてもらえて、本当に幸せでした。たった10代だったのに、こんなにいろんな景色を見せてくれて、幸せをくれてありがとう。顕嵐くんの20代、楽しみでしかないから、今は早く20代の顕嵐くんに会いたいよ!

 

お誕生日、本当に本当におめでとうございます。もう、大人だね。