at the dawn

阿部顕嵐くん/天使でスターで王子様bot

King & Prince First Concert 8/11 昼(2)

あまりに長くなったので分けました。コンサート全体で、気になったことざっくり。

 

 

 

■カイ

かいにゃはサマステ海人らぶすの公演でよく見たけど、ダンスがキレキレですごく上手くて(歌はほぼリップシンクだった)テゴマスリスペクトしてる子ってイメージ。

 

それでいてトークは意外とノリがよくて面白くて、独特の世界観はあるけどそれをちゃんと言葉にできてしゃべれて、らぶすのに上手くなついていた。すのにすごくかわいがられていたし、安井さんがかいにゃの甘えた属性をきちんと理解してキレイに愛され上手な主役として立てていたから、らぶ担としてもかいにゃを推す側としても楽しいコンサートだったのだよな~

 

それから2年経って、キンプリにいるかいにゃを見るのは初めてだったのだけど、カイに他のメンバーがめちゃくちゃ目を合わせに行ってたのを初めて見て、ちょっとびっくりした。

 

Funk it upでれんや岸くんがすれ違いざまにカイと目を合わせてふわんと笑っていて、FIUはそこまでゴリゴリの曲ではないけど、ダンスナンバーでわざわざアイコンタクト取ることって多くない、と思うから。

 

らぶとかトラなら、怪我してたり具合悪かったりする人をフォローする意味合いでするアイコンタクトだなあと思いながら見ていた。

 

でも、おそらくだけどカイはそうじゃないと思う。全員あれくらいガッツリ絡むのがキンプリ的にはデフォなのか、あるいはカイの不安定な感じとか危うげな部分を兄たちがすごく気にかけて目を配っているのか、個人的には後者かなあと思ったのですがどうなんだろう…という答えのない問い

 

■そしていわかい

いわかいノーマークすぎて何の印象もなかったんだけど完全にキンプリの推しコンビになりそうな勢いである(需要の多寡は不明)(きしひらもすきです)

 

やっちゃった!はきしいわの絡みのほうが多いんだけど、別に普通にいわかいも絡む。けど、岩橋さんは岸くんに行くみたいに雑にはいかない(岸くんに雑過ぎとも言う)

 

いわちたんにとってかいにゃは姉⇒妹でもあり兄⇒妹でもあり、かわいくて仕方ないんだろうけど、ふたりともちょっとメンヘラみがあるから微妙に距離を取ってるところがある、ように見える。

 

でも心の底ではお互いのこと分かっていて、だから一緒に曲やったり接触したりするのにはなんの抵抗もない感じ…?いわかいめちゃ興味深くて見てて飽きない、やっちゃった!一生見ていられるなあと思った。

 

あと、岩橋さんは自他共に認める可愛いキャラだし姫ポジだけど、かいにゃも割と姫ポジなんだなあと思ったし、どちらかというと岩橋が妹ポジでかいにゃが姫ポジな感じさえしました。

 

岩橋さんのカワイイは女子みのある可愛さで、かいにゃのそれは年下の男の子的可愛いだと思っていたけれど、違いはそこじゃなくて先天か後天かなのかも。

 

BTNのシャツ、フィッシュテールもそうだけど、かいにゃ袖丈も長くて持て余していて。れんれんも後ろがテロっとしたシャツなんだけど、他のふたりより衣装の装飾としてのテロテロ感があって、袖含めた女子みがあったのはやっぱりいわかいで。

 

岩橋さんは自分で磨いて磨いて磨いて、周りにもどんどん磨かれて可愛さを手に入れたけど、カイはパフォーマンスに性別を超えた美しさみたいなものがあって、それは努力ではなく天性のもので、成長過程で自然にあらわれていったもので。それが姫ポジだと感じた理由なのだとおもった。

 

かといって岩橋さんがフェミニン/可愛い の部分でかいにゃと張り合ってる印象もないから、いわかいの関係性はまた別の世界戦で振れているのだと思った、これからも注視していきたい所存

 

■かいれあ

シンデレラガール(バンドVer.)、7 MEN 侍がバンドだったんですが、これと

 

 

これに殺されてしまった…

 

入所すぐに突然DuバイのPV出たりソロもらったりしてて、ダンスはうまかったけど、全然おたくがいないし話題をかっさらえたりしたわけでもなかったカイ。

なんとなく、愛弥(元気かな…)、ヴァサ光、たじふう一平あたりと同じラインの推されとして仕事していくうちに、2014年が明けてなんとなく嶺亜と角田と3人でくくられるようになって、セクファミが結成されて嶺亜と(辞めてなければきっと角田もいたんだろうな…)Sexy Jr.というユニットになって、ツアー回ってクリエやって。

 

その後、かいにゃは更に推されてれんしょに近づいていくから、嶺亜さんとガッツリ仕事をしていたのは正味半年もないはず。

 

でも、突然推されて向かい風が強い中、当時から妖しく危うい魅力を放っていた幼いカイの不安やゆらぎを見抜いて、尊重してくれた最初の人がきっと嶺亜だったんだろうなあと、今は思う。

背中を押すとか導くような関係性だったかはわからないけれど。嶺亜さんのあの強さは、カイにとってずっと精神的な支柱だったんだね。そして、嶺亜さんはそれに気づいていて、見守っていたような気が、する。

 

私が入った日は他のメンバーと嶺亜の絡みがほとんどなかった分、余計あの絡みが際立って見えた。カイが幸せになることが、嶺亜さんにとってもかならず幸せになる、きっと。

 

■MC

初めてキンプリ単独のMC見たけど、廉がメイン回し、岸くんがボケ、かいにゃが暴走&小ボケ、平野が裏回し、じぐがガヤ&岩橋フォロー、岩橋がぽわぽわ、って感じなのだろうか…?

 

何度も言うけど紫耀さんが立ち回りうますぎてビビる、歌もダンスも容姿もできていると逆に敬遠されたりしそうなのに、絶大な人気を手にできるのはあの異常なまでのバランス感覚と頭の良さなんだろうな~

 

きしひらに関しては、岸くんがボケる→平野がどつく→ふたりで顔に合わせてへらって笑う→オフマイクでこそこそしゃべる、の流れがすごい可愛かった…根はヤンチャだけど見た目クールな優等生とはしゃぐアホっこのお戯れ…

 

MC、いわちがしゃべらないのはたぶん通常運転だけど、それなりにおたくの母数いる人だから誰かが上手いタイミングで喋らせないといけないよなーと思った、話振るのは良いんだけど、岩橋のペースでしゃべるまで周りの人は絶対待ってあげないといけなくて、それがステージにいると難しいんだろうなあと思う(喋らない×マイペースJr.の担当より)

 

(とか書いてて思ったけど、岩橋セクボクリエの時全然喋ってたわ……あれ……?)

 

■Princeのこと

コンサート入る前は、もともとめっちゃ泣くか何にも感情が動かないかどちらかだとは思っていて、セトリ見て「これは何も考えなくていいやつだ~」と思っていたし、実際シンデレラガール聞いてもちょっとぐっと来るくらいで楽しく歌い踊りしていたのだけど。

 

ルマンド衣装で3人が出てきた瞬間に嗚咽してしまった。『描いた未来たどり着くまで』に思い入れなんて1ミリもないのに、あんなに泣くと思わなかった、正直、自分でも未だに感情はちょっと迷子。

 

あの曲、本当はステージ正面に紗幕が降りてて、その透けた向こう側で3人が歌ってるんだけど、私の場所が真横すぎて最初から直接3人が見えていた。

 

衣装が見えた瞬間涙が止まらなくて、そしてものすごい勢いでセクボクリエの光景が頭の中を駆け巡った。最早思い出したくても記憶が薄れてたあのステージ、白い衣装で横並びで踊ったり、コンビ曲歌うじぐいわとかソロの岸くんとか、頭の中にハッキリと現れて。走馬灯ってこういうことを言うんだろうなって、初めて知った気がする。

 

3人がデビューした嬉しさは、セクバっこたちの道のりを形にしてくれた嬉しさだったはずだけど、思い出したのはセクボクリエだった。だから、心の中では悔しくてかなしくてさみしかったのかもしれないなあ。

 

 

見学に、宮近と顕嵐来るかなあって言っていたおたくがたくさんいた。

他のJr.のことはわからないけど、顕嵐くんはいかないだろうなっていう確信めいたものがあったし、実際に行かなかった。もしかしたら「行けなかった」が正しいのかもしれないけど、たぶんらぶがこの状況じゃなくても顕嵐くんは行かなかったと思う。

 

プライドエベレストな自担が、まさかキンプリのデビューコンにいるなんて、想像もつかない、ただそれだけのこと、だけど。

 

そういうところがすごく好きなので、顕嵐くんは願わくばそのままでいてほしいなと思ったりするのです。

 

平野紫耀というアイドルと、高橋海人という才能が世に出ない未来はないと思っていたし、セクバっこの先頭を走り続けてき神宮寺が報われる未来があるべきだと思ってきたから、好きな人しかいない、すごくうれしく感慨深いコンサートでした。どうか、この先もずっと幸せに、夢を見たまま生きてね。

 

デビューおめでとうございます!