at the dawn

阿部顕嵐くん/天使でスターで王子様bot

6月の現場おぼえがき

暇だと思ってたらめっちゃ現場多くてアレ?????のふりかえり

春単の感想がまとまらないうちに夏が来たし幕張の感想も書きかけたままMTC単独はじまっちゃった

 

 

【舞台】

■薔薇王の葬列

原作も人気みたいだし絶対面白いんだろうけど、ひろのは働きすぎだし夏の単独ライブにぶちこみすぎてるので今回は1公演で…って思ってめちゃくちゃ余ってた千穐楽に入りました、良かった、良かったんだけどさ~~~~!!!()

 

ひろのくんエドワード王太子、マジでウィッグが許せなかった 本当にいちばんの感想がそれ。最初に出てくるのパーティーのシーンなんだけど、あまりに前髪乱れてて戦いの後のシーンかと思った

 

話めっちゃ難しいと勝手に思い込み、理解できなくても致し方なし…みたいな謎の怯えで臨んだんだけど、ふみやさんがそんなことするわけないよね……全然普通にわかりやすくなってたわ……(ただキャラクターの名前が似てたり被ったりするのでちょいちょい脳は混乱した)

 

絆や愛なんて言葉じゃ生やさしすぎる、「血」の話で、たしかにそこに愛はあったのだけど、かすかな愛を信じ抜いたりそうできなかったりすることがあって、その揺らぎみたいなものをわだっくまさんはじめ各位が丁寧に演じられていてよかったです

 

ひろのくんは「実は賢い」「実は優しい」など、みんなが好きになる要素が喋りからにじみ出てしまうタイプの芝居をする人だな~と思いました…ガチガチの悪役をやっても、根はいいヤツなんだけどな!が常について回りそう。褒めてる。

今回は物語唯一の癒やしスポットも担っていて、ツンデレがいい味出していたの、ひろのくんをすごく分かってキャスティングされたエドワード王太子だったなと思った。

 

はじめましての有馬爽人くん、めちゃくちゃに上手くてガンガンに持っていかれてしまった…売れな…?(?)

憑依型じゃないけど、自分の心を思い切り役に投影して、文字通り全身全霊で演じているんだろうな、というのがわかる芝居で、いろいろな人の間で揺れるリチャードの演じ方が繊細でとにかく良かった。何度も気持ち持っていかれた。

あと声がとにかく通って滑舌がいいので芝居が見やすかった、だいじ

爽人リチャードが良かったからこそ、若月さんも見てみたかったな~

 

そしてこれは芝居の内容とは少しずれるんだけど、始まってからリピチケが出て、史也さんが「まだ席に余裕があるから」とわざわざツイートを出して、他にもそんな話をしているキャストがいたと思うので、そんなに追い込まれてるのかな~と思っていたのですが、あとから検索したら爽人くん回は1階前方しか埋まってない日があったらしく、若月さん楽日の挨拶では「なかなか席が埋まらなくてカンパニーで話し合った」といった旨の発言があったようで、そんな…こと…ある…?とおもってしまったな…

いや当然考えることはあるだろうけど、青年館でやるって決めた制作がもうちょっと頑張れたのでは…とおもうしかなかったので…

 

私はガラガラの客席を見たわけじゃないし積極的に埋めに行ってもいないけど、割とずっとこのことに怒っていて、それは完全に千穐楽の涙にやられてしまった、がおおきい。

爽人リチャードの最後の挨拶での泣き方が尋常じゃなくて、もちろんこの作品への思い入れ、カンパニーの優しさと温かさ、達成感がとにかくとにかく大きいのだろうなと思ったけど、やっぱり客席がとにかく(若月さんよりよほど)埋まっていなかったことへの悔しさと千穐楽にほぼほぼ埋められた安心感があの涙につながっていたと思うので…ちょっと制作にウッと思ってしまったな…

若月さんにも爽人くんにも同じ愛情を注いでいたであろうことは間違いないんだろうけど、00生まれカンパニーの末っ子を見守るキャスト陣がもう完全に親の目線ですごかった、すごい楽っぽい楽を見てしまった

Twitterにも書いたけど、みんな涙でぐちゃぐちゃの爽人リチャードを笑いながら見守っていて、(爽「ご来場のみなさま、Blu-rayをご覧のみなさま」パパ「配信な!」わだくまさん「Blu-rayはこれから出るから」爽「へ、あ、Blu-ray買ってください!」wwwwwwの流れはかわいすぎた)あまりに温かい家族でしかなくて、ただ、そのなかで、ひとりだけひろのくんは、ずっと口を結んで真顔を保っていた、その話をしたい

アンサンブル除いたらキャストで次に若いのはひろのくんだと思うのだけど、爽人くんが言葉に詰まって泣きながら話すほど、睨むくらいに目をきっとして、真顔を崩さなかった。配信とBlu-rayを言い間違えた時に少し口元が緩んだくらい、そして全体がざわついたときに隣のアンを見やって気遣うくらい。

たぶん、経験の浅い時分の自らを思い出していたのではないかなとか、それは笑って「しょうがないなあかわいいなあ」って見守るものじゃなく、彼の涙のうつくしさを、まっすぐさを、かなしさを、正面から受け止めなければいけないと、そう思っていたような気がしてならない。そういうところが、めちゃくちゃ愛おしくて好きなんだよな!

 

 

■演劇ドラフトグランプリ

これはイベントに分類すべきなのではないか?のやつ。

前日に声かかって行ってきましたが、まあなべて6割くらいは埋まってたかな…?な武道館。そりゃ平日17時開演1万5000円はきびいわな…

KSRの社長もいたぐらいだから過去にネルケに関係したことある人ほぼ100で呼んでたであろうにあの埋まり方だったので、お疲れ様…という気持ちでした。7ORDERだって行ったらいいんだよ!w

 

細かい感想は…感想はどっかに書いたような気がするんですが、わたしは喋るほんだれおがいちばんすきで、かつ踊りもうまいから好きだと思っていたのですが、意外とれおくんさんの芝居が好きということに気づけたのが良かったです。踊っているところは間違いなくヘキなんだけど、もっとちゃんと芝居を見たかった(わたしの中で超MIXの脚本マジいけてなかったので全く内容が入ってこなかった…)

 

豪さんは…ヒプはじまってから今日までキンレコに5000回くらい怒られているに違いないけどやや自業自得だなと思いました()あきらくんがあんなに正しいこと言ってることあんまりないよ!!!!!

 

ズッ友が優勝しちゃうのはね…それはそうだよね…となる。うつくしかったもん。地図をつくる人の話、そめ発案で唐橋さんを主演にして、となったのがいちばんよかったのではないかと思う。やしきさんはすごく良くつくられていて質はいちばん高い演劇だったのではないかと思うのだけど、普通にわたしの好みじゃなかった。

個人的には、優勝発表時の態度がイマイチで最後も出てこなかった(たぶん忘れてた)西田さん、めちゃくちゃ良い西田さんだとおもったのでまほろばかなたでの初邂逅がたのしみ。のじけんの息子、なんとなく想定していたのと全然違って透明感やばくて超キレイだったのでずっと見てしまった。血に抗えなすぎる。

 

 

【イベント・ライブ】

■遅れてごめんね「ふるややまとのたんじょうび」

レポ禁現場だったので。。

大和さんは、本当にさみしがりやで愛されたがりで、そしてやっぱりいちばんに愛情深い人なんだなと思うなど。

心と心でつながることを絶対的に大事にしてるからそめちゃんとの関わり方もまだまだ不満だし、でもそれを隠さずに思い切り甘えるし、いじらしい人だな〜とおもう…おもってみていた、ふるややまとのたんじょうび。

まきちゃんと大和さんは、同じなかよしグループにいるんだけどグループ内だとあんまり喋らない関係性で、でも二人っきりになったときとかにめっちゃしゃべるみたいな、そんなイメージがあって、その二人っきり、をのぞかせてもらった気がしてうれしかったな。

あとやっぱり、気配斬りは正義。下手でしゃがみ込む古谷と、なんか上手で謎の姿勢とってるまきちゃんが同時に闇雲に刀振り回してる絵面、ひどすぎた。泣きすぎて痰絡んだ。

歌モノのゲームも正義。どんどんやってこ。

 

 

■Bimi Live Tour “Basis” in TOKYO 追加公演

ようやくのびみくんでした!たのしかった!まじで面白いなびみくんは…というきもち…

 

ひろのくんの面白いところは、廣野凌大くんとBimiくんの立ち居振る舞いが結構違っていて、自分の中である程度切り分けつつ入り混じりつつ、たぶんはっきり線引はできていないにせよある程度割り切れているところ、と言えるかもしれない。

 

そして、少なくとも200人規模のライブにおいては、「廣野凌大のファンで、Bimiも好き(嫌いじゃない)からアンテナ張って来てます(音楽ありきで来ているわけではない)」というおたくを自分のペースに引っ張っていって盛り上げる力があるのがすごい。あれを私のおたく活動のメインに据えることはないけど、月1くらいで呼び出されてお酒飲みながら音聞いてる時間があるの、けっこういい。

 

本人は「選別」とかいう言葉使うし、付いてこれるやつだけ付いて来いのスタンスなんだけど、ちゃんと見てわかって、置いていかないんだよね。きちんと向けられた視線を理解しながら、自分がやりたいことをあきらめない。意外とおたくを信じているし、信じたいタイプの人で、そこが愛おしくて好きなところなのかもしれないな。

 

あと東京公演の衣装とお顔が最強に最高で良かった。真っ白のロングシャツなびかせてそこからのぞく短パンの素足、ちょっと…ずるい。歌ってる時の顔があまりにかっこよくて、それもすごかった、すごくよかった。

 

観覧勢については、最初は思い浮かんでもいなかったんだけど、ひろのくんがあまりに嬉しそうに誇らしそうに2階見るから誰かしらの関係者は来ているのだろうな~と思って、ゆるされそうな範囲でちらちらとだけ後ろを見た(会場小さすぎて後ろ見てるのステージ上からめっちゃわかるから…)

最初に視界に入ってすぐわかったのがれおで、れおが誰かと喋っているのが見えて、誰だろう~とおもっていた。金髪にバーバリー柄のハット?キャップ?を被った男の子、目元があまりに顕嵐くんだったのだけど、いちばんわたしの真後ろにいてきちんと確認することもできず、わたしのより真後ろにいる誰かとだけ話していてれおと親しさが感じられなかったwから違うわかはいかな~とおもっていたらじたんでした そしていつメンすぎてほんと

あきらくんは途中でぽいな!と思ったんだけど、あまりにおたくが後ろ見るからか最後の方しゃがんでしまって、それがあきらくんであることを裏付けているのでは!?と思うなどした

れお、出るとき見たら手元にワイングラス持ってたんだけど何飲んだの???

 

今回うちから見学に行ったのらんれおだけっぽいけど、7ORDERがライブハウスでやりたいことというか見たい景色ってマジであの日のびみくんのライブみたいなことなんだろうなと思っていて、複雑な気持ちになったりした。

別にああいう見方をしてほしいならこっちだって振る舞えなくはないけど、わたしたちが客席でしたいことはそうじゃないから、そのギャップに耐えながらお金払いたいとはおもわないのよ……

ライブハウスとホール・アリーナツアーを両軸やることで、 本人たちの心のバランスが取れるならそれはそれでいいのかもしれないとは思うけど、「本人たちの心」もひとつじゃないだろうしな、むずかしい