at the dawn

阿部顕嵐くん/天使でスターで王子様bot

夢に刻んだねがいを風にからませて

※いつもに増して懐古芸が増長しています。

 

 

 

Twitterに流れてたLove-tuneに関するアンケートを見て、顕嵐くんの好きなところに「顔」と「ギャップ」っていうワードが多く上がっていたのを見たんですけど、私どっちもピンとこないぞ?と思っていた。

 

じゃあ私は顕嵐くんの何が好きなのか、っていうことを、いま改めて言葉にしたいと思った、という話。

 

最初に顕嵐くんに惹かれたのは、踊っている時の手とか体の動きとかと、ときめきに満ち溢れたフレッシュな輝き。

 

フレッシュなキラキラは、青い実が少しずつ色づくように熟して、周囲を圧倒する華やかさへと変わっていった。

ダンスは、もうあの頃のダンスじゃない。けど、いまでも面影は追わせてくれる。


それでも、あの頃の私たちを突き動かしたそんなものが今の顕嵐くんにあるかと言われたら、たぶん、ないと思う。

今の顕嵐くんはもちろん大好きだけれど、今の顕嵐くんの何もかもをあの頃のように勢いよく、新鮮に愛しているわけではたぶんない。

 

それでも、好きでいることには間違いなくて。

何が好きなんだろう…?っていうことを、なんとか言語化するなら。

 

どこにいても華やかで、誰かの視線を集め続けるところ。

未来をゆるぎなく見ていてくれて、自分に自信を持っているところ。

根っこのところで、絶対に裏切らないところ。ブレない芯を持って、それを示し続けてくれるところ。

アイドルとして生き続けてくれるところ。

 

…って考えてみたときに。

ああ、もう、見た目じゃなくなっちゃったんだ、好きなところ。

 

見た目も好きでいたかったなって、思う。全然思う。

でも、それが顕嵐くんへの好きの答えで、答えにするしかない。そんな自分が少しさみしい。

(だって、見た目も含めてすべてを120%で好きでいたいもん…)

 

本当に本当に降りてやるとおもったことも、ある。

しがみついているだけなのかなって悲しくなる、こともないわけじゃない。


でも、担当でいることを手放すほどに、この感情は薄っぺらくもなく。

それはやっぱり、重ねた月日の厚みでしかない、のだとおもう。

 

レディダイ天才かな??????って沸いて、

それでもセクバにいたりいなかったりの日々をやきもきして、

青劇から降臨したトラジャすげーって言われてちょっとうれしくなって、

ああ、これは演技はできない子だ…って絶望して、

3ヶ月も冬の帝劇に通いつめて、

初めてのクリエってこんな、こんなに幸せなんだ、って思って、

シンメが変わってどんどん先に行ってしまう日々に打ちひしがれて、

でもダンスが素敵すぎて泣いたことも何度もあって、

なんとなく前に出れる兆しがあったりなかったりして、

ドラマが決まって、

夢見ていたことが現実になって、

それでもうまくいかないこともたくさんあって、

自担がたくさんの人に良いように言われているところを目にしなきゃいけなくなって、

新しい仕事をまた私たちに届けてくれたりもして、

 

そんな日々を過ごして、5年も経つんだって。

見た目が好きとか好きじゃないとか、ダンスが変わったからとか、そんな姿を目にしたって、もう簡単には手放せないよ。

 

たまに見せてくれるあどけない笑顔とか、

お喋りするときにきょときょとしちゃうところとか、

意味わかんないタイミングで意味わかんないこと言っちゃったりするところとか、

MCのじわじわくるシュール芸とか、

ターンのとき絶対ギリギリまで顔残すところとか、

腕を肩から動かしがちなところとか、

ステップの幅が明らかに人より広すぎたり、

いつだって指先まで揃えてくれたり、左足必ず引いてくれるところとか、

真の礼を欠かさないところとか。

 

今のイケイケでちゃらくてキュートでオラオラな顕嵐くんに、私を沼の底に突き落とした顕嵐くんの面影は間違いなくある。


それを少しずつ少しずつ追いかけながら、顕嵐くんなら新しい景色を見せ続けてくれる、間違いなく未来に連れて行ってくれることを信じて、担当に据え続けているんだなあ、とおもう。


 

この5年だけで、ものすごい数の人が顕嵐くんのファンになったよ。

今の顕嵐くんを見ているのがつらいって言いながら、降りられない人もたくさんいるよ。

そして、見送ったたくさんの背中があるよ。

 

それでも、いままで顕嵐くんが見せてくれた景色のすべて、未来につながっているって信じていいよね。

 

 

初めて少クラで顕嵐くんを見て、あっこの子だ、って思って、もう5年。

いつかのタイミングで書きたかった、個人的なアニバーサリーを今。

 

5年間、顕嵐くんのファンでいられて本当に楽しかったです。 

羽根のある人たちが少年収で復活してくれた時が人生のピークだと思ったけれど(笑)、

5年目の最後の日に最高にかっこいい姿を見せてくれて、6年目の最初の日に歌っている姿を見せてくれるんだもん。

 

まだ、この先の未来も信じさせてください。

 

Jr.担5年生の修了式をむかえて。