あの日から、デビューにまつわる言葉を一切発していない、ということ。他の仲間は何かしらの発言を残しているなかで、彼は頑なに何も言葉にしていない。
ネガティブな思いは絶対に表に出さないし、それを祝福のベールでくるんでみせることもしない。
これまでに、ものすごい量のいろんなことを全部飲みこんで、何も言わずに過ごしてきた顕嵐くん。いつだってたくさんの噂を巻き起こすけれど、顕嵐くんがそれに白黒つけたことは一度もない。
それが良くない方に働いているのかも、って思わないこともなかったりするんだけど。いや、割と思ってたりもするけど(笑)。
どんな目に遭っても全然そんな素振りを見せずに、自分のこと以上に周りの人を守り続けてきたこと。それが、彼のアイドルとしての矜持であり、ジャニーズJr.としてのプライド、なのだと思う。
8年前のあの日、アイドルになることを選んでくれてありがとう。
8年間、辞めずにいてくれてありがとう。
あなたのそういうところが、どんな言葉を集めても足りないくらい、大好きです。
信じる君がついた嘘なら、どんなにへたくそでも騙され続けるから。
どうか思うように、どこへでも飛んでください。